ネガティブNGとか愚痴はダメとか

「ネガティブなことは口にしないようにしよう」

「悪口は言わないようにしよう」

ということを意識していたことがある。

愚痴を言いそうなところには参加しないとか

なんか、起業とか目標にしている会に参加しようと

よくわからないけど、自分の中で

「これはポジティブだからOK」

「これはネガティブだからダメ」

という選定をしていた。

でも、それはそれで

なんかすごくつまらないなって。

もちろん、愚痴を言うことが楽しいわけではないけど

愚痴を言ってはいけない、言ってはいけない、言ってはいけない・・・

と思えば思う程

たぶん、「愚痴」に意識がいってしまうし

言ってはいけないことを考えれば考えるほど

何を口にしたらいいのかわからなくなって

会話ができなくなってしまう。

結果、どこかに出かけたり

誰かと会話をすることが億劫になってしまって

家にいることを選択してしまうようになって

なんだか、つまらないように感じ始めてしまう・・・

楽しかったこと、嬉しかったこと

これからやってみたいこと、目指していること

そんなことを、いつも言葉にして

いつも、そんなことを話せるような場にいることができれば・・・

そんな仲間がいれば・・・

と、想像もしてみるけれど

別に

いつも、前向きでなくてもいいし

腹が立ったら、腹が立ったと口にすればいいし

嬉しかったら、嬉しかったと口にすればいいし

話したくなければ、話さなければいいし

「これは良くて、これはダメ」

という基準だって

それが本当に正しい基準なのかなんて

自分がどういう前提でそう決めているかなんて

本当に意識したことなんてなくて

なんとなく、良いっぽい

なんとなく、ダメっぽい

という、曖昧な中でやってきたように思う。

「誰かが決めた基準」と共に、生きてきているかもしれない。

今、目の前にある

自分の基準と思っているものは

本当に正しい基準なのだろうか？

と、面倒くさいループが始まりそうな勢いなのだけど

あまり

「ネガティブ（っぽい）会話はダメ！！」

と目くじら立てずに

話したいことを話

聴きたいことを聴き

黙りたいときは黙る

そんな風に、生きていけるようになりたいと思っている。